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2015_01
12
(Mon)22:05

紅楼夢 第四十回

第四十回 劉おばばのわくわく大観園ツアー



・劉婆さんというお客がお越しとあって、賈家の一同はお祭りムード。劉婆さんに大観園をご案内。いちいち田舎丸出しな劉婆さんのリアクションに、賈家の皆様は腹筋崩壊連続。

・鴛鴦や王熙鳳は宴席の肴とばかり、劉婆さんにいたずらをしかけ、一同は笑いがやまないのだった。

・それからまた園内をまわり、酒令を始めることにした。が、そこは農家育ちの劉婆さん、こうした遊びにはとんと疎い。それでも強制参加させられ、皆の笑いの種にされてしまうのだった。

次回を待て

小言
劉婆さんを中心に、大観園見学会が行われる。農家育ちの劉婆さんをからかう賈家一同の姿は、読んでいてちょっとフクザツ。見方を変えたら軽いイジメにもなりかねないんじゃ…。まあ劉婆さんが楽しそうだからいいけれども。
今回は黛玉の瀟湘館をはじめ、大観園に住まう兄弟姉妹達の部屋についても詳しく描写されている。探春の秋爽斎は硯や筆が沢山揃い、宝釵の住まう蘅蕪院は酷く質素だったり、それぞれの性格が室内のレイアウトに反映されているのが興味深い。

大観園ツアーの参加者達
劉婆さん…今回の主役。何かと物笑いの種にされてしまうが、そこは農家の人間らしい大らかさとユーモアで乗り切る。いい人や。また劉婆さんの台詞から、当時の富豪と農家の貧富の差を知ることが出来る。あと、食欲旺盛。
林黛玉…酒令では、うっかり通俗小説の句を引用してしまう。このことが後の回であるきっあけになるのだが…。
賈迎春…学問に疎く、酒令のような遊びも苦手な模様。罰杯を食らうが、にこやかに飲み干す。こういう大らかなところ、大好きなんだけどなあ。
賈探春…男の子みたいなレイアウトのお部屋。教養もあって自立心に満ちた探春は、男の子に憧れているのだとわかる。
賈惜春…劉婆さんが大観園の絵を欲しがったので、史太君が絵心のある孫がいるよ、とご紹介。劉婆さんはその可愛らしさを見て仙女に違いないと褒めちぎった。
王煕鳳・鴛鴦…二人で劉婆さんにいたずらをしかける。まあその場の人々に楽しんでもらおうという心遣いからなのかもしれないが、人によってはやり過ぎにも見えるよね。
豊児…王煕鳳の侍女。これまでも名前はちょくちょく出ていたが、それらしい出番は今回が初。あの煕鳳に仕えているんじゃ苦労が絶えなさそうだ。
史太君…自分と同世代のおばあちゃんが遊びに来て、すっかりご機嫌のご様子。
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