第二十回文学フリマ東京に参加してまいりました! 当日ブースにお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました! 忙しくも充実した一日になりました。
以下、簡潔にレポートさせていただきます。

*当日の様子
大阪・金沢と地方での開催が続いたおかげか、地方の出店者がこれまでより増えたように思います。文学フリマを通じて東西の交流が増えるのは何よりではないかと思います。百都市構想の計画もあるので、今後どんどん文学フリマの活動が増えてくれれば嬉しい限りです。
出店ブースの数は例年通り700くらいでした。その中で歴史関係の出店数は十サークルほど。個人的にはもっともっと増えて欲しいのですが…。ただ、ブース位置がセンターの入り口近くというこれまでにない好待遇。これまで歴史サークルは会場の隅っこが定位置だったのです。これも歴史小説大御所サークルの唐橋様が「日本史C」「世界史C」を刊行したおかげでしょうか。
さて、ブース数といえば気になるのがここ数年あんまり増加の傾向が見られないこと。今回は机の配置も大分広々としていて、もしかして出店者が減ったのかとすら感じました。以前のレポートでも書いた記憶がありますが、文学フリマって何気に出店の壁が高い気がします。文章系なんだから、漫画とかより楽じゃん、という意見もあるでしょう。ただ、本の装丁といい、出店の洗練されたブースデザインといい、また文学フリマガイドブックなどの存在といい、出店者の質の向上を追求した結果、何となく新参者が入り込にくい状況になってきているのかな、と。まあ、だからといってガンガン新規参入を促せばいいというわけでもないんですが。もし今回初めて出店して、周囲のレベルの高さに圧倒された方がいたとしたら、「もうついていけない」と悲観的になるのではなく、積極的に周囲の方々とコミットして、熱意を持って次回もチャレンジしていただければと思います。続けていけば、自然とお店のレベルも上がっていくものです。

*自サークルに関して
作品数もそこそこ増えてきたし、ブースの飾りつけも充実してきた…のですが、そうすると新しい欲が顔を出してくるもので、もっと本の装丁に金をかけたいとか、もっと長編を増やしたいとか、次回への課題はまだまだ沢山あります。
今回は世界史C参加のおかげか、前回よりも売り上げが伸びて嬉しかったです。それ以外にも驚きだったのが、何とこのブログを見て私のブースにわざわざ来てくださった方がいらっしゃったことです。いやはやビックリ…。
またフリマ後の打ち上げでは、侍女列伝って結構評判良かったんだなあと実感。でも出来に不満があるので、近いうちに完全版を刊行しようかと思っております。
ただ、最近は中国古典小説便覧といい、小説以外の作品ばっかり作っているので、そろそろ小説に本腰入れなくてはと感じました。次回は長編を刊行予定です。

*今回の収穫
例によって歴史小説ばかりですが、簡単にご紹介。今回は店を離れることが出来ず、あまりじっくり他のお店を見て回れなかったのが残念でした。
『墨妖』…サークル「雲上回廊」の添田健一様作。第十九回文学フリマの宣伝を見て以来、ずっと欲しかった作品。ようやく手に入って感無量です。作者の添田さまには打ち上げで楽しいお話をきかせていただきました。雲上四季の皆様はいずれも素敵な方々でした。もっと買っておけばよかったと後悔。
『異邦人の土地』『帰るべき国』…高森純一郎様の作。いつも購入させていただいているのですが、今回の二作品は何と二十万字とのこと。すげえ!
『切腹事始』…歴史サークルの大御所・唐橋様の作品。短編二作掲載。ガチな歴史考証が楽しみな作品です。
『世界史C』…寄稿していた関係で一冊いただきました。実は中国関連作品しか読んでなかったのですが、世界史C読みましたよ、という方々が何人もブースに来て下さったので、急ぎ残り分を拝読させていただきます。
『コネコとシイナさんのアンニュイご飯』…当日お隣だったサークル・タヌキリス舎の作品だにゃ。作者は相沢ナナコ様だにゃ。タヌキリスという名でネコ作品多数とはこれいかに、だにゃ(どーでもいい)。それにしても久しぶりに文学チックにゃタイトルの作品を見たにゃあ、と思うにゃ。
『ウルトラマンT 解説本』…前回の大阪文学フリマでも参加されていたサークル・思想脳労の紹介本。特撮ほかアニメ関連もおさえており充実したラインナップに涎たらたら。こういう紹介本は、やっぱり作者様のレビューや解説が楽しい。私の中国古典小説レビューも出来れば本にしたいですね~。
天正国広異聞…緑川出口様の作。ブースでお話した時の、日本刀に対する情熱が素敵でした。ちなみに作品は脚本形式で、自由にカキコして楽しんでくださいとのこと。斬新!
自費出版体験記…城東ぱらどっくす・病氏様の作品。自費出版のリアルな体験について書かれた本です。どんな内容なのか…ゴクリ。

*今後の予定
夏のコミティアに参加予定です。文学フリマ以外のイベントに顔を出したことが無かったので、本日コミティアへ偵察に行ってきました。中国史関係の作品を扱っているサークルも多く、とても楽しいイベントでした。
また、文学フリマは例年通り東京一回、大阪一回のペースで参加する予定です。その他、テキレポにも顔を出してみようかと考えています。

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