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第二十二回 文学フリマ東京 レポート |
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| 五月一日の第二十二回文学フリマに参加しました。参加者の皆様お疲れ様でした。簡単ではありますが、本記事にて内容をご報告させていただきます!
当日の様子 今回から会場が「第一展示場」へ変更になりました。印象としては、かなり広かったです。一階と二階に分かれていた第二展示場の頃に比べると、階数が減ったぶん設営も楽になったのではないかと思います。個人的には、チラシよりも見本誌ブースを会場中央に持ってきて欲しかったところですが、確保できるスペースの関係上致し方なしといったところでしょうか。来場者に関しては、会場が広くなったせいなのかやや少なくなっている印象を受けましたが、気のせいですかね? 昨年始まったばかりの文学フリマ百都市構想も、順調な形で進行しており、金沢・札幌・岩手・大阪・福岡そして一月には京都でも開催されるそうです。書き手・読み手含め宣伝効果になると思うので、開催地域が広がるのはとても素晴らしいことだと思います。私も東京・大阪以外に進出したいんですが、いかんせん諸々の費用と刊行速度が…。 そのほか、今回も歴史サークルの顔ぶれが充実しておりまして、しかも中国ものを書いているサークルさんが増えていたのは嬉しい限りでした。 イベント後の打ち上げも楽しかったです。一般参加していた方で、ネットで文学フリマのことを知り、サークル参加したかったけれど、どうすればいいのかわからなかったという人に出会いました。印刷した自作小説を持ってきていて、その場で「読んでください!」と熱意バリバリでした。確かに、もともと「文学系のコミュニティにいた」とか「大学のサークルで創作をしていた」とかそういうきっかけがないと、いきなりイベント参加するのは難しいですね。今度無償配布で「文学フリマ参加の手ほどき」みたいな本でも作ってみようかな。
自サークルに関して 新刊「毒の香」ですが、売れませんでした。昼ドラというニッチジャンルだからでしょうか。でも中には昼ドラのキーワードを目にして購入してくださった方もいました。まあ人を選ぶジャンルだったのは間違いありません。というか今更思ったんですけれど、中国ジャンルを書いてるくせにメジャーどころが少なすぎるのも考え物かもしれません。ブースへいらっしゃる方も「三国時代」や「春秋・戦国時代」などなど日本で比較的メジャーな時代が好きな傾向にありますし。次は四大名著の二次創作ものでもやってみましょうか…。 それと、今は切実にイラストレーターさんが欲しいです。武侠ものとか少女小説ものとかも書いているんですけれど、そういう作品にはきちんとした表紙が必要だなあ、と。実は今回刊行するつもりだった「中国古典妓女列伝」も、依頼したイラストレーターさんが体調不良ということで完成を断念しました。そういうわけで、中華もの書けるよ&得意だよ!というイラストレーターさんがいたら連絡ぷりーず! 報酬ははずみます!
今回の戦利品一覧 「化狸浪華賑」 「倭国合戦譚」 「斜陽の国のルスダン」 「幸福な皇子」 「大陸と海洋の交差路」 「風月記」 「迷迭香 第三巻」 「はばたく魚と海の果て」 「山田の田んぼに米はねえ」 「水滸伝 青竜編 一・二巻」 皆さん面白そうな本をありがとうございます。少しずつ拝読させていただきます!
今後の予定 コミティア117…昨年痛い目を見たにも関わらず懲りずに参加させていただきます! 第四回大阪文学フリマ…例年通り参加確定。 テキストレボリューション…出ます出ます言ってなかなか参加出来なかったので今度こそ!
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Author:春秋梅菊
春秋梅菊と申します。 中国のあらゆる時代を舞台に、オールジャンルで小説創作をしています。 中国小説が好き、という方は是非お立ち寄りください。
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