2012_11
04
(Sun)00:12

オリジナル武侠小説 侠風在天涯シリーズについて

こんばんわ。
第十五回文学フリマがいよいよ近づいて参りました。

私の長編武侠小説「侠風在天涯」シリーズに関する詳しめ?の予告です。


「侠風在天涯」シリーズって?
中国明代、万歴年間を舞台にしたオリジナル武侠小説。主人公は武芸十八般、「百人のためには一人も斬らず、一人のためには百人をも斬る」が信条の遊侠、曲長江(きょく・ちょうこう)。一見きらびやかで内政はずたぼろの明代、そんな世の中における人々の物語を描いていくシリーズです。
タイトルの侠風在天涯の意味は、まんま「侠の風は天涯にあり」ということ。正義らしい正義というものが薄れている万歴明代の雰囲気を意識したものです。万歴帝、戚継光、程宗猷といった実在の人物なんかも絡んできます。


今回刊行するのは以下、二作。

『江南悲歌』…万歴二十三年の春、山東で盲目の娼妓・李翆黛と出会った曲長江。そこへ現れた李翆黛を奪おうとする謎の男、そして酒楼で出会った李翆黛の弟を名乗る若者。李翆黛を取り巻く陰謀に巻き込まれた曲長江は、彼女の背後にいる江南裏社会屈指の幇会の存在を感じる。武壇屈指の女剣客、石娟麗と共に、曲長江は李翆黛を救うべく強大な敵に立ち向かう。



『雪海探仇』…万歴二十二年の冬、死にかけていた曲長江は一人の娘に助けられる。余命いくばくもないその娘から頼まれた、自分の仲人になって許嫁を連れてきてほしいという風変りな頼み。一方、山東一帯では済南の名門官僚李家の一族が次々に殺されているという事件が続いていた。事件の背後には三十年前の倭寇まで遡る恨み、明の名将戚継光の遺産、はたまた曲長江の兄弟子、皇帝密使の上官筝までが絡んでくる……。


どちらから読んでも全く問題ないです。
日本で武侠小説を書いている作家は少ないので(読み手も少ないでしょうが)、広く武侠というジャンルを皆様に知っていただけるきっかけになれば幸いです。

それでは今月十八日に、文学フリマでお会いしましょう!

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C.O.M.M.E.N.T

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