2013_11
06
(Wed)02:48

第十七回 文学フリマ レポート

えー、ということで、今回も無事に終了しました文学フリマ。
皆様本当にお疲れ様でした。
ワタクシ自身は出店していないという体たらく。そういうわけで今回は純粋に観客として、皆様のブースをゆったりまわり、色々と勉強させていただきました。

私なりにちょっとした分析らしきものもまとめましたので、フリマ君子淑女の皆様のお役に立てていただければ幸いです。

1、会場などに関して
昨年から大阪やら幕張メッセやらではの開催があったため、流通センターの会場は何となく懐かしい気持ちに。
以降もここが開催場所として定着していくようです。会場は広く、ホールが二つもあるのは賑やかに見えるので何より。室内も明るくていい感じです。文フリだと、客がブースに並んで大変…という光景もあんまり見かけず、ゆったりした雰囲気なのがいいです。こういう落ち着きは文学フリマの強みだと思います。
サークル配置も、これまた定着してきたジャンル別。おかげで、同ジャンルのサークルさん同士が交流しやすくなっていると思います。お互い競争意識や刺激にもなるでしょうし、結構なことなのでは。もちろん、中にはジャンル分けを好まない方もいらっしゃるかもしれません。そういう方々は「その他」ジャンルを選択するしかないわけですが……。とはいえ、ジャンル分けをうまく活用することは、多くの方々にアピールをするうえで大事だと思います。同じジャンルが固まるということは、出店者によってはメリットにもデメリットにも働くでしょう。例えば、私のように歴史や古典ジャンルで書いている少数派サークルの場合、買い手にしてみれば同ジャンル同士で固まっている方が探しやすいし、一気に見られて楽、という感じを受けます。反対に、ファンタジーなどメジャーなジャンルは、一列のブース全部がそのジャンルで埋め尽くされていることもあり、埋もれてしまう可能性が。とりわけ文学フリマは売り物が売り物なだけに、まず手に取って貰わなければなりません。サークルによっては、配置場所が死活問題になる気がします。


2、出店者に関して
参加数は約688。最近は650~700あたりの出店数で落ち着いている感じでしょうか。
超文学フリマでも感じましたが、新規の参加者は少ない印象を受けます。古参の方々や他のイベントで場数を踏んでいる方々のブースは視覚的に圧倒されるものも多く、生半可なレベルで参加したら赤っ恥をかく羽目になりそうです(というか、大学を離れて初めて個人出店した時の私がそう)。
今回は私も一観客、純粋な参加者としてブースをじっくり拝見させていただきました。以下、気になったことを羅列。

いい店の特徴
*パンフレットに書かれているブースの位置番号(「E-OO」とか「うーOO」とかのアレ)をブースのポスターや張り紙で大きく示していること。これだけでも相当に店が見つけやすい。凄く有難いし、好感が持てた。

*見本誌を用意していること。また、「これが見本誌です」とわかるようにしていること。見本誌が一番取りやすい位置に置かれているかどうかも大事ですね。

*本の内容が一目でわかる概要などを、ブース内に用意していること。これまた気遣いやアピールを感じるし、表紙だけで内容が判断できない時に助かる。

*ジャンルが一発でわかること。特にファンタジーとかだと、どういうファンタジーなのかわかるブースとわからないブースがあるので、困る。このあたり、大学や団体で参加しているサークルの皆様は統一感持たせたりするのに大変かもしれないですね。

*ブースが立体的なこと。高ければいいというわけじゃないのですけれど、買い手がブースを見下ろすような感じになっている配置は、個人的に良くないと思います。本屋でも、棚から本を取る時、やっぱり下の棚には最初意識がいかないです。取りやすい位置に本が置かれている、というのは重要かと。文フリで用いられるテーブルはそこまで低くはないけれど、本を手に取る、といった観点で考えるとそのまま本を並べるには不便。

*値引き。財布のお札が天使のように飛んで行ってしまうので、これまた魅力的。

*おまけ。とあるサークルさんで本を買った時におまけがついてきたのですが、フツーに嬉しかったです。おまけなんてなさそう、っていうところでぱっと出てきたからかな?


3、売り物に関して
小説も好きなジャンルだと魅力的なのですが、やっぱり評論の方が魅力的なのかな、と感じたり。
ちょうどまどマギが公開したばかりで、魔法少女系の評論を並べる店も多く、割と裁けていたようですし。
またページ数や印刷代なんかも考えると、評論って結構コスパがいいんですよね…。
小説書きには辛い事実だなあ。




まとめ
とりあえず色んなことを適当につらつらと語ってまいりました。
次回はまた大阪でのフリマも開かれるようですし、じゃんじゃんイベントの拡大を狙っていきたいところです。
商業的なことや権威的なことではなく、純粋に書き手・読み手の交流の場としてこのイベントが続いてくれれば何よりだと思います。それではまた!
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C.O.M.M.E.N.T

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