2014_01
27
(Mon)11:45

紅楼夢 第三回

第三回 都へGO!



・雨村君の前に現れたのは以前の同僚。どうも誰かの助けを借りて復職を狙っている模様。それだー!

・雨村は早速如海に相談。すると如海は「いや、実は前からその気でしてねー」と快諾。ついでに娘の黛玉も都へ連れて行ってほしいと相談。オッケーオッケー。

・ウハウハな雨村君と裏腹に、パパと別れるのが辛い黛玉。涙ながらに旅立つ。

・やってきました都です! 雨村君は如海の義兄にあたる賈政の口利きで再就職。イヤッホウ!

・黛玉は賈家で面倒を見て貰うことに。最高権力者の賈母やら、可愛くて性格もバラバラの賈家三姉妹、辛口で腕利きのスーパー若嫁・王煕鳳などを紹介される。

・どんじりに現れたのは我らが主人公、賈宝玉! 初対面のはずの黛玉と出会って早々「ああ、この子なら以前に会ったことがありますよ」などとイカレタ発言をかます。が、どうやらこういう調子は毎度のことらしいのでみんな笑うばかり。

・黛玉「そういえば、不思議な玉をお持ちなんですって?」
 宝玉「何が不思議な玉だい! こんなもんに価値はねえっ!」
 いきなり首の通霊宝玉を投げ捨て暴れ出す。黛玉、ドン引き。

・黛玉「私、悪いこと言ったかしら…」。そんな風に思って夜も眠れない。そこへやってきた侍女の襲人は「あんな人のこと気にしちゃダメですよ」と至極真っ当な慰めをかけた。

次回へ続く

小言
ようやく主人公登場。話が動き出す。登場人物が爆発的に増えるので、正直ついていけない読者は多いだろう。紅楼夢は初回の三回分が最大の難関と言われており、物語を楽しめるかどうかはこの冒頭を乗り越えられるかにかかっている。
初読だと、このあたりはホントにつまらないと思う。正直物語として面白い雨村のニート生活からの復職とかはあっさり飛ばされ、殆どが登場人物の説明に費やされてしまっている。とはいえ、都の権勢に戸惑う黛玉や、彼女がはからずも優れた教養を見せびらかしてしまう場面は楽しい。

気になる人物達
賈宝玉…主人公。不思議な玉を口に含んで生まれた(もちろん、第一回に出てきた石君のことである)。この回では単なる奇人にしか見えない。勉学嫌いで屋敷の女の子たちと遊んでばかり。前世で林黛玉と縁がある。前世は仙境の神瑛侍者という人物。
林黛玉…ヒロイン。都に来たばかりで戸惑い気味。賈家ほどのうちなら御嬢さん達もさぞかし教養が高いんだろうな、と思っていたが、実際は黛玉の方が数倍深く学問を会得していた。前世では绛珠草という草。枯れそうになっていたところを神瑛侍者に甘露をかけて貰った。現世では涙の恩を返す定めにある。
賈家三姉妹(迎春・探春・惜春)…今回はほぼ顔見せ。個性が発揮されるのはこれから。
賈母…後室とか史太君とも呼ばれる。賈家の最高権力者のおばあちゃん。
王煕鳳…広大な賈家の家政を取り仕切るスーパー若嫁。見た目のインパクト大。しかし本領発揮はまだ先のこと。
賈雨村…ニート脱出。この後出番減少。

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