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2014_03
14
(Fri)02:40

紅楼夢 第七回

第七回 寧国邸は……汚いッ


・周瑞の女房は薛未亡人のところを訪れた。薛宝釵は病気療養中。なんか物凄く処方に手間のかかる薬を飲んでいる。

・薛未亡人「おうちのお嬢様達にかんざし配ってあげて♪」
周「娘さんにあげればよくね?」
薛未亡人「いやうちの娘かんざしとか首飾り興味無いのよ~変な子でしょ~」

・そんなわけで周瑞の女房はかんざし配りのお仕事へ。途中、英蓮ちゃんこと香菱に会う。可愛そうに甄家のことも覚えていない。何、英蓮って誰かって? 第一回を見るのだ!

・周瑞の女房、まずは探春と迎春にかんざしを渡す。続いて一番年下の惜春。幼いながら、寧国邸の汚らしい裏事情をわかっている模様の惜春。「水月庵のお坊さんが来るとね、余信の奥さんがいっつも長々しゃべってるの~。あっやしい~」

・続いて林黛玉のところへ向かった周瑞の女房。黛玉は箱に残っているかんざしを目にするなり「ああ、残り物が私のところにまわってきたのね、フフン」と凄く嫌味な対応

・話変わって、王煕鳳が宝玉を連れて寧国邸を訪問。

・宝玉は憧れのお姉さま、秦可卿の弟である秦鐘君に会う。

・宝玉「僕も貴族なんかじゃなくて秦君みたいな貧乏が良かったな」
 秦鐘「貧乏じゃなくて宝玉様のように高貴な生まれが良かったな」

・帰りがけ、寧国邸の古株使用人、焦大が酔っ払いつつ何やら喚き散らしている。宝玉興味津々。

・宝玉「あの爺ちゃん面白いこと言ってんな~どういう意味だろ? 教えてお姉さん」
王煕鳳「お前それ以上言ってみろ。屋敷戻ったら折檻したる」
宝玉「すんません」


次回に続く

小言
今回のお話の中心は、賈家・寧国邸の家庭事情。賈家はそもそも栄国公と寧国公の兄弟が盛り立てた貴族であり、それぞれ二家に分かれて繁栄を極めている。物語の主要人物は栄国邸に偏っているため、寧国邸の人々の出番は全体を通しても少ない。
寧国邸の特徴は、栄国邸に比べていろんな面で堕落しきっているところ。上でもちょっと触れたが、惜春のコメントから水月庵の和尚と、使用人の余信夫婦が金銭について怪しい関係を持っている。また焦大が喚き散らしていたのは市井の俗語で「息子の嫁を犯す」という意味の言葉だった。使用人達や煕鳳はすぐ気がついたが、宝玉のように高貴な生まれの人間は、それがどういう意味なのか理解できなかった、というわけ。ちなみに息子の嫁を犯しているのは誰か……それは第十三回にて説明しよう、フッフッフ。

気になる人物達
賈惜春…賈家三姉妹の末席にして寧国邸賈敬の娘。上では省略したが、かんざしを貰う場面では水月庵の尼と遊んでおり、「あたしいつか尼になるから、かんざし貰っても挿す髪がなくなっちゃうのよね」なんて可愛らしくもやけに大人びた発言をしている。まだ年端もいかない子が出家を望む環境…といえば寧国邸の風紀の乱れも理解できるのではなかろうか。
薛宝釵…病気療養中。滅茶苦茶めんどい処方の冷香丸という薬を飲んでいる。その薬の特質が、彼女自身の性格そのものを表しているんだとか。
林黛玉…めっちゃ感じ悪いヒロイン。お高くとまっているという言葉がぴったりです。
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