2014_06
03
(Tue)05:29

紅楼夢 第十一回

第十一回 おや、王熙鳳のようすが……?



・寧国邸の主・賈敬の誕生祝い。だが本人は仙人になる修行とかで姿を見せない。

・でも誕生パーティーの準備はばっちり。そんなわけで、寧国邸に史太君はじめ栄国邸の人々をご招待。みんなでワイワイ。

・王熙鳳と賈宝玉が病気中の可卿のお見舞いに。可卿はなんかもう達観している。

・庭園をまわっていた熙鳳の前に、一族の若者賈瑞が現れる。「いやー奇遇っスねお姉さん! ご縁があるんですかね~(にやにや)」。わざとらしいにもほどがある。熙鳳も口では「また今度お話しましょうね(にっこり)」と答えるが、心中では「この色魔、私に懸想するなんていい度胸ねえ。いずれ思い知らせてやるわ……」

・瑞君は相手の真意にも気がつかず、のこのこ栄国邸へ押し掛ける日々が続くのだった。

・熙鳳「よし。そろそろアイツ潰すか」。どうなる賈瑞っ、まて次回っ!

小言
寧国邸中心の物語がまだ続く。今回は栄国邸の人々が絡んできたことによって、両者の関係がほんの少し見えてきている。寧国邸の気風が乱れやすいのは、史太君はじめ栄国邸の中心になる人々が、平素寧国邸に顔を出すことがないせいなのかもしれない。またこのあたりから王熙鳳凰がいよいよ本性というか、苛烈な性格を発揮し始める。

気になる人物達
賈敬…寧国邸の主。賈珍と賈惜春の父親。仙人修行のため俗事に関わらないようにしている。そのため家のことはほぼノータッチ。こんなんが主じゃ家も駄目になるわけだ。
賈瑞…賈一族の若者。二十を過ぎているがまだ妻もいない。彼が分不相応にも煕鳳に懸想するのは、以前に何かしらの関係を持っていたためかもしれない。

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