第十七回 夢の園へ 夢の園へ 行ってみたいと思いませんか~



・秦鐘君が亡くなって悲しみに暮れる宝玉。

・賈家は妃になった元春が近々帰ってくるというので、喜びに沸きかえっている。折しも、かねてから建造中だった豪華絢爛な庭園、大観園が完成。貴妃様をお迎えする準備はバッチリ!

・賈宝玉の父、賈政もその出来栄えにご満悦。しかし諸々の建物の額に名前がついていない。どうしたものか。

・そこでばったり、宝玉は園内を散歩する賈政達と鉢合わせ。建物の命名に付き合わされることに。

・以下、宝玉はそのセンスで次々に建物に名前をつけていくが、ことごとく賈政からお叱りをちょうだいする。

・やっと解放された宝玉は一安心。


小言
紅楼夢の顔、大観園がついに登場。まさにこの世の楽園と呼ぶにふさわしい美しいビジュアル。このファンタジックな場所を舞台に、リアリズムに溢れた人々の物語が繰り広げられていく。
さて、この回は賈宝玉のセンスが爆発。科挙方面の勉強には身を入れない彼だが、詩作に関しては独特の感性を持っており、それを遺憾なく発揮させる。
ちなみにこの回、本によっては後の十八回と一つにまとめられているバージョンもある。もともとは一回だったのが、長すぎたため、あるいは改稿のため二回に分けられた、という説が有力。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://ryunohige5884.blog.fc2.com/tb.php/79-c1961c53